-南カリフォルニアに次いで2例目、地元電力会社に施設屋根を提供 -
物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(世界本社: 米国コロラド州デンバー NYSE: PLD)は2008年10月14日、オレゴンで約81万3,000の世帯、商業および産業向けに電力を供給するポートランド・ゼネラル・エレクトロニック(PGE)社と、ポートランドにおいて計1.1メガワットの複数の太陽光発電システムを導入するために、施設屋根を賃貸することを合意したと発表しました。
プロロジスは2010年までに、合わせて年間2,500万kwhの再生可能エネルギーを生み出すシステムを世界各国で導入する予定であり、今回のPGE社への施設屋根部分の賃貸も、この計画の一環として実施されるものです。
太陽光発電システムは、ポートランド地域にあるプロロジスの3つの物流施設に導入される予定で、うち最大となる534キロワットの装置は、ポートランド北東部にある「プロロジスパークPDX」内の2万2,850平方メートルの施設に導入されることになっています。残りの574キロワットについては、近隣の「プロロジスパークPDX コーポレートセンター イースト」内の2つの施設に導入する計画です。これらの太陽光発電システムの設置工事は、2008年12月に完了する予定です。
このプロジェクトは、太平洋岸北西部で最大の太陽光発電システムの導入となります。それぞれのシステムは、既存の結晶質のソーラーパネルよりも軽く、建物の構造体の補強が少なくて済む薄いフィルム状の最新の太陽光発電素材を使用しています。設備の設置施工は、フランスとスペインでもプロロジスの施設に太陽光発電システムを設置した実績のあるソーラー・インテグレーテッド・テクノロジー社が担当します。
今回のプロジェクト実施にあたり、USバンク社とPGE社が共同でSun Way 2社を設立し、この太陽光発電システムの所有、運営と、財政支援のための州と連邦政府による太陽光税金控除の対策を担当します。また、省エネルギー推進や排出物の少ない再生可能エネルギーを啓蒙する非営利団体エネルギー・トラスト・オブ・オレゴン(ETO)が、このプロジェクトを支援するために約1億500万円*(100万米ドル)の資金を提供しました。発電された電力はすべてPGE社の既存の電力網を通じて、同社の顧客に供給されます。
プロロジスはサステイナブル(持続可能)な施設開発に積極的に取り組んでおり、全世界で計5メガワットの太陽光発電プロジェクトを開始済もしくは準備中です。今年3月には、アメリカ・カリフォルニア州において、南カリフォルニアエディソン(SCE)社へ計2.4メガワットの太陽光発電システムを導入するための施設屋根約5万6,000平方メートルを賃貸したことを発表しています。これは米国内では他に例のないプロジェクトであり、SCE社による5カ年計画の計250メガワットの太陽光発電プロジェクトの一部です。
ヨーロッパにおいては、フランス、スペインとドイツで太陽光発電システムをすでに導入しており、先ごろ開発を発表したフランス南西部のプロロジスパークにも、250キロワットの太陽光発電システムを導入することが決定しています。加えて、日本では3件、計68kwの風力発電システムを導入、稼働中です。
今回のプロジェクトで最大のシステムを導入する予定である「プロロジスパークPDX」の第4棟はインターステイト(州間高速道路)84と北東184大通りの交差する地点の近く、かつポートランド国際空港の南西約8キロメートル(5マイル)に位置しています。同施設は米国グリーンビルディング評議会(U.S. Green Building Council: USGBC、 持続可能な開発を促進することを目的としている非営利の建設業界団体)によって策定された環境に配慮した建設の国家基準である“エネルギーと環境設計のリーダーシップ(Leadership in Energy and Environmental Design: LEED)に基づいて開発され、LEEDのゴールド認証を目指しています。プロロジスはポートランド最大の物流不動産開発会社であり、約35,000平方メートル(370万平方フィート)の施設を所有、運営、開発中です。
*1米ドル=105円換算
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