物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、東京都江東区辰巳において都市型賃貸用物流施設「プロロジスアーバン東京辰巳1」の提供を開始することを発表しました。

「プロロジスアーバン東京辰巳1」は、飲食店やホテルなどの飲食業に携わる「食のプロフェッショナル」を対象に、卸売り市場を展開するメトロ(本社:ドイツ、デュッセルドルフ)の日本法人であるメトロキャッシュアンドキャリージャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大矢妙子)が店舗として使用していた施設をプロロジスが改修し、全館空調付きの冷凍冷蔵対応の施設として提供を開始します。

商業施設を賃貸用物流施設にコンバージョンする取り組みは、当社として初の事例です。

プロロジスアーバン東京辰巳1(イメージ|6436)
「プロロジスアーバン東京辰巳1」 改修イメージ

同施設は東京駅から5km圏内にあり、さらには人口増加が著しい豊洲、東雲、台場と近接している立地特性を活かし、冷凍冷蔵対応の食品関連拠点としての利用だけでなく、さまざまなビジネス拠点としての用途が期待できます。2022年8月からリノベーション工事に着手し、同年末頃に完成する予定であり、入居企業を募集します。また、8月下旬には現地での内覧会の開催を計画しています。

プロロジスでは郊外に立地する大型の先進的物流施設「プロロジスパーク」に加えて、2020年より「プロロジスアーバン」の提供を開始しており、「プロロジスアーバン東京辰巳1」は、品川区、足立区、大田区、墨田区などに続くシリーズ第6弾となります。

■「プロロジスアーバン東京辰巳1」 立地:駅徒歩10分、東京駅から5kmの都心部に立地

「プロロジスアーバン東京辰巳1」は、JR京葉線「潮見駅」から徒歩10分地点に立地し、首都高速9号深川線「枝川」出口より約1.5km、首都高速湾岸線「新木場」出入口より約4.3kmと、都内全域への車両でのアクセスにも優れています。都心部の商業施設への店舗間配送や、ECフルフィルメント拠点、ダークストアとしての利用ニーズが想定されるほか、城東エリアへの即日配送やラストワンマイル配送拠点としても理想的な立地です。

■「プロロジスアーバン東京辰巳1」 計画概要:都心部に希少なスロープ・駐車場付きの先進的施設

「プロロジスアーバン東京辰巳1」は、敷地面積約5,800㎡、地上3階建て、延床面積約9,300㎡の既存施設をフロア単位(最小約600坪)で賃貸可能なマルチテナント型物流施設として改修します。施設全体で5基の人荷用エレベーターと、各階アクセスが可能な屋上まで自走できるスロープを備え、搬送能力に優れた施設です。

1階は空調を備えた倉庫スペースで、有効天井高は約4.8m、床荷重は1㎡当たり2.0tと重量物にも対応可能なスペックです。2階の一部と3階は、冷蔵冷凍に対応しており、有効天井高は2階が最大約4.2m、3階が約2.9mです。

また、1階と2階にそれぞれトラックバース2台分(計4台分)を確保し、スロープを利用して4トントラックが1階から2階へ直接アクセスできる構造(3階及び4階は普通乗用車のみ)で、効率的な物流業務を支援します。さらに屋上部分と敷地内には併せて79台の乗用車・軽貨物車を駐車可能な駐車場を備えており、多数の営業車両や貨物車両の保管対応が可能です。

「プロロジスアーバン東京辰巳1」計画概要

名称 プロロジスアーバン東京辰巳1
開発地 東京都江東区辰巳2丁目4-10
敷地面積 約5,800㎡(約1,800坪)
延床面積 約9,300㎡(約2,800坪)
構造 地上3階建・S造
改修工事着工 2022年8月
    
工事完了予定
2022年12月頃

プロロジスアーバンについて

プロロジスアーバン」は、東京・ロンドン・ニューヨーク・パリ等、世界の人口集積都市において効率的な配送を実現するためにプロロジスが展開する物流施設ブランドです。

「プロロジスアーバン」の展開(2022年8月現在)

プロロジスが日本全国に100棟以上開発してきた大型の先進的物流施設「プロロジスパーク」に加えて、2020年からは国内都市部において高機能物流スペース「プロロジスアーバン」の提供を開始。ラストワンマイル配送や都心部での物流にとどまらず、既存のオフィスビルと物流施設の垣根を超えた多様なニーズでお客様のニーズに応えています。

プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

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