物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス（NYSE: PLD、日本本社：東京都千代田区丸の内）は、DJSI（ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス）およびGRESB（グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク）の調査において、今年度もESG（Environmental Stewardship=環境への取り組み、Social Responsibility=企業の社会的責任、Governance =ガバナンス）への並外れた取り組みと成果を評価されました。
プロロジスは、物流不動産のリーディングカンパニーとして、社会的責任を果たし環境のサステナビリティに貢献することを重視しています。GRESBやDJSIで高く評価されていることは、この分野においてリーダーシップを発揮している証です。また、プロロジスの科学的分析に基づく目標設定や、物流分野の職業訓練と雇用機会を提供する「コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ」への取り組みの成果です。
GRESBとDJSIは、不動産企業や投資家にとってESGパフォーマンスを測るための世界二大指標です。DJSIは、企業のサステナビリティを測る最も代表的な指標であり、DJSIの構成銘柄として選出されることはカスタマー、投資家、従業員に対する長期に渡るコミットメントの証です。また、GRESBは不動産・インフラ分野における代表的ベンチマークであり、世界中のポートフォリオを通して、当社がステークホルダーへ提供している付加価値の表れです。
■ 2020年度DJSIによる評価：世界および地域別の両インデックスに選出
DJSIは、企業のサステナビリティ評価において世界的に権威のある指標であり、サステナビリティに優れた企業を年次調査で選出し、組み入れ銘柄を発表しています。
プロロジスは2年連続でDJSI World Indexの組み入れ銘柄となり、日本プロロジスリート投資法人も初選出されました。DJSI World Indexは、全業界の中で最もサステナビリティに優れた企業を選出する指標であり、S&P Global Broad Market Index (BMI)に選出されている大企業2,500社のうち上位10%のみが構成銘柄となります。評価軸は、長期的な経済性、環境、社会の分野です。
- プロロジスが、DJSI World Indexに2年連続選出
- 日本プロロジスリート投資法人が、DJSI World Indexに初選出
- プロロジスが、北米DJSIインデックスに13年連続で選出
- FIBRAプロロジス（メキシコ）が、MILA 太平洋インデックスに4年連続で選出
- 日本プロロジスリート投資法人がアジア太平洋インデックスに6年連続で選出
■ 2020年度GRESBによる評価： 最高評価”グリーンスター”を取得
GRESB調査は、不動産会社・運用機関のESGを調査・報告する年次ベンチマークであり、不動産に投資する上場・非上場の不動産会社、不動産デベロッパー、ファンド、投資家を対象としています。プロロジスは、今年度の調査においても、日本プロロジスリート投資法人が“Global Sector Leader”および“Asia Sector Leader”に選出されるなど、世界中で高い評価を受けました。
- プロロジスが運営する全10ファンドおよび上場リートが、最高評価”グリーンスター”に認定
- 日本プロロジスリート投資法人は、“Global Sector Leader”および“Asia Sector Leader”に選出
- メキシコのFIBRAプロロジスおよびプロロジスは、アメリカ物流不動産ファンド部門において1位・2位に認定
- 英国でプロロジスの運営するUKLV（UK Logistics Venture）ファンドが、物流不動産私募ファンド部門において1位に認定
- ブラジルのPBLV（Prologis Brazil Logistics Venture）ファンドが初回答にして部門1位に認定
- 中国のPCCLF（Prologis China Core Logistics）ファンドが初回答にして部門1位に認定
プロロジスおよびプロロジスが運営するファンドは、2012年以降、20回、各部門において1位として認定されています。すべての上場法人・非上場ファンドは、「マジジメント」を測る指標において100%のスコアを達成しています。また、「レジリエンス（回復力）」の指標への参加企業の中でも1位の評価に輝きました。
プロロジスは、今後も業界のリーダーとしてESGに配慮し、持続可能な事業活動に努めてまいります。