~庫内でアパレルEC向けフルフィルメントサービスを提供する新たな取り組みも~

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、本日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」の竣工式を千葉県印西市の敷地内にて執り行いました。

竣工式には、株式会社アッカ・インターナショナル 代表取締役 加藤大和 社長、同施設への入居が決定している名糖運輸株式会社 取締役 若田部(わかたべ)守一 統括事業部長、印西市の板倉正直 市長、千葉県企業土地管理局 加藤岡(かとうおか)正 局長をはじめ千葉県関係者の方々、独立行政法人都市再生機構 首都圏ニュータウン本部 茂木(もてぎ)貴志 本部長、設計施工を担当した西松建設株式会社 代表取締役 近藤晴貞 社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。

アッカ・インターナショナルは、「プロロジスパーク千葉ニュータウン」におけるプロロジスのパートナーとして、入居企業向けにアパレルeコマースのフルフィルメントサービスを提供し、プーマジャパンなど複数企業の業務を受託します。

■ 開発地 : 16号に近接し、労働力豊富な立地

開発地は首都圏から40km地点に位置し、首都圏物流の幹線である国道16号に近接しています。現在整備が進められている国道464号(北千葉道路)にも近く、464号の延伸により交通利便性は飛躍的に向上します。平成30年度までには成田と直結し、将来的に東京外かく環状道路と接続されるため、広域物流拠点としても期待できます。

千葉ニュータウンは、住宅街や商業施設がバランス良く立地し、働く世代が多いため労働力に恵まれています。千葉ニュータウン中央駅から同施設までは徒歩約10分と、通勤利便性も高く、庫内での流通加工業務の担い手を多数雇用するアパレル企業やEC企業にとって、雇用確保の観点からも最適な立地です。また、同地は、地盤が固く、活断層の空白地帯であり、電算センターやデータセンターが多数立地するなど、防災性にも優れています。

■ アパレルECに対応する高付加価値サービスを庫内で提供

「プロロジスパーク千葉ニュータウン」は、約55,100平方メートルの敷地に、地上5階建、延床面積約128,500平方メートルの大型施設です。上り下り専用のダブルランプウェイ、各階に40フィートコンテナトレーラーが接車可能なトラックバースを備え、効率の高い物流オペレーションが可能です。賃貸可能面積は1フロア最大約23,300平方メートルから最小約4,300平方メートルの区画まで、幅広い物流ニーズに柔軟に対応できる設計となっています。

5階には、アッカ・インターナショナルが入居します。「プロロジスパーク千葉ニュータウン」の入居企業は、アッカ・インターナショナルが提供するフルフィルメントサービスを受けることができます。サービスの一例として、“ささげ業務”と呼ばれる通販用商品の撮影・採寸・原稿作成や、在庫管理、カスタマーサポート、物流業務などを代行します。約20,000平方メートルのワンフロア全体をカバー可能なささげ業務スペースには、撮影ブースなどを設置し、衣料品のモデル撮影から、eコマースサイトへの掲載、出荷から返品対応まで、すべてを「プロロジスパーク千葉ニュータウン」の庫内で完結することも可能です。 

 

■ wi-fiや非常用電源を備えた働きやすい環境

倉庫スペースやオフィスなど入居企業の専有部のほかに、施設共有部として、有線放送で音楽を楽しめるwi-fiカフェラウンジや、パントリー、ミーティングスペース、コンビニエンスストアなど、休憩時間に集い、くつろげる空間を整えました。入居企業の社内パーティーなどのため、パントリーやカフェラウンジを貸し切り利用できるサービスも予定しています。

 

また、入居カスタマーの事業継続性への配慮から、緊急地震速報システムや衛星電話等が備えられます。加えて、停電時でもトイレ、通信、セキュリティー等の機能を維持できる災害用発電機や、断水時にも飲料水を供給できる地下水浄化システムを備え、立地を含めて災害に強い施設となっています。

■ LEDや国内初の「車両誘導型照明」で節電

プロロジスは、環境負荷を低減した物流施設開発をグローバルで推進しています。その一環として、庫内を含む施設全体にLED照明を採用し、入居企業の電気代削減にもつなげます。さらに、物流施設として国内では初めて、ランプウェイを含むすべての構内道路に「車両誘導型照明」を採用しました。車両の接近を感知すると、照明の照度を上げるシステムにより、安全な通行と省エネルギーの両立を実現します。また、屋根に約2.2メガワットの大規模太陽光発電システムを導入する予定です。

■ 千葉県内のプロロジスパーク

千葉県内では、4月に竣工した「プロロジスパーク習志野5」をはじめ、「プロロジスパーク市川1」、「プロロジスパーク習志野4」など、「プロロジスパーク千葉ニュータウン」を含め13棟の物流施設を開発・運営中です。

プロロジスは、引き続き日本の各地域においてお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

「プロロジスパーク千葉ニュータウン」概要

名称 プロロジスパーク千葉ニュータウン
所在地 千葉県印西市泉野1
敷地面積 55,100.91㎡(16,668.02坪)
延床面積 128,577.77㎡(38,894.77坪)
構造 鉄骨造、地上5階建
着工 2015年1月
竣工 2016年5月

 

■ プロロジスの専用物流(BTS型)施設

プロロジスは、このたび着工した「プロロジスパーク古河2」を含め、全国に13棟のBTS型施設を運営・開発中です。また、「プロロジスパーク海老名2」「プロロジスパーク古河3」「プロロジスパーク神戸3」 「プロロジスパーク市川3」の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。プロロジスは、今後も お客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

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