~ニトリグループと総床面積の83%を賃貸契約済~

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(代表取締役社長:山田御酒、日本本社:東京都千代田区)は、本日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク茨木」の竣工式を大阪府茨木市の施設内にて執り行いました。

「プロロジスパーク茨木」は、2016年9月現在、竣工済みの賃貸型物流施設としては関西最大であり、プロロジスの開発実績としても国内最大の施設です。竣工に先立ち、株式会社ニトリ(代表取締役社長:白井俊之、本社:札幌市北区)と約13万㎡の賃貸契約を締結しており、物流子会社である株式会社ホームロジスティクス(代表取締役社長:松浦学、本社:札幌市北区(以下「ホームロジスティクス」))が6階建施設のうち1~5階に入居します。残り1フロアについては引き続き入居企業を募集しています。

竣工式には、ホームロジスティクス 松浦学 代表取締役社長、福岡洋一 茨木市長、設計施工を担当した清水建設株式会社 井上和幸 代表取締役社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。

■ 関西では希少性の高い内陸部に立地

「プロロジスパーク茨木」は、大型用地が希少で物流施設の供給が少ない関西内陸部に立地しています。関西内陸部では、プロロジス初のマルチテナント型施設です。開発地は、中国自動車道、名神高速道路、近畿自動車道の交わる吹田ICへ約6km、茨木ICへ約5kmの地点に位置しています。大阪の主要幹線である国道171号および423号(新御堂筋)を通って、大阪中心部まで約30分でアクセスできる物流適地です。また、2017年に開通予定の新名神高速道路の茨木北IC(仮称)から至近に位置し、西日本広域をカバーする物流拠点としても最適なエリアに位置しています。

加えて、最寄り駅である大阪モノレール「彩都西」駅と隣接する大規模な住居エリアが広がり、雇用確保の観点からも優位な立地です。駅から「プロロジスパーク茨木」までは路線バスを使って約7分でアクセス可能なほか、プロロジスが施設利用者のための専用シャトルバスを運行し、通勤をサポートします。

■ 45フィートコンテナトレーラーが着車できる稀有なトラックバース

「プロロジスパーク茨木」は、約80,000㎡の敷地に開発された延床面積約189,700㎡の地上6階建のマルチテナント型物流施設です。2基(上り・下り専用)のランプウェイにより、各階に大型トレーラーが直接乗り入れることができます。

各階のトラックバースは、45フィートコンテナトレーラーが停車し作業可能な奥行を確保しました。公道の通行に関する規制緩和の流れを受けた、プロロジスとして初めての取り組みです。現在、マルチテナント型施設は最大でも40フィートコンテナトレーラーへの対応が一般的で、45フィート対応の施設は極めて珍しいと言えます。

■ 就業環境や事業継続性にも配慮した施設仕様

開発地は極めて良好な地盤に立地しており、構造は制震ブレースを採用しています。さらに、非常用電源を確保し、緊急地震速報システムや備蓄庫を設けるなど、プロロジス独自の設備で入居企業の事業継続をサポートします。また、屋根面には約2メガワットの太陽光発電パネルを設置し、外壁の一部には壁面緑化を採用しました。全館LED照明、昼光制御、人感センサーや車両センサーなどを導入したプロロジス最新鋭の省エネルギー施設であり、CASBEEのSランクを取得する予定です。

セキュリティ面では、常時有人警備を実施して24時間365日の操業を可能とし、共用部および専有部への入退室を電気錠で管理します。

最上階にはカフェテリア、コンビニエンスストアを設け、施設の従業員へ憩いの場を提供し、働く環境にも配慮した施設としました。

■ 関西地区のプロロジスパーク

関西地区では、大阪南港(大阪市住之江区)で満床稼働中の「プロロジスパーク大阪5」(大阪市住之江区)をはじめ、「プロロジスパーク茨木」を含めて13棟の物流施設を運営・開発中です。また、プロロジス初の京都府におけるマルチテナント型施設「プロロジスパーク京田辺」や、BTS型施設の「プロロジスパーク神戸3」、兵庫県猪名川町で敷地面積45万㎡におよぶ「猪名川町プロジェクト」の開発を計画中です。

プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めていまいります。

「プロロジスパーク茨木」 概要

名称 プロロジスパーク茨木
所在地 大阪府茨木市彩都あかね2番1号
敷地面積 80,243.54㎡ (24,273.67坪)
延床面積 189,741.77㎡ (57,396.89坪)
構造 地上6階建
着工 2015年6月
竣工 2016年9月
ウェブサイト https://www.prologis-sp.jp/2016/pp_ibaraki/

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