物流スタートアップ企業によるピッチイベントをプロロジスの東京オフィスで開催。ハクオウロボティクス、XNEXT、日本AIセンターホールディングスの3社が登壇し、物流業界における課題と自社のサービスについて説明しました。

2025年11月下旬、プロロジスは東京オフィスにて、物流スタートアップ企業によるピッチイベント「inno-base® Pitch」を開催しました。登壇者は、オフィス、シェア倉庫、実証実験エリアを備えたプロロジスのインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」の入居企業3社。来場した荷主企業など約20社の関係者が、各企業のプレゼンテーションに熱心に耳を傾けていました。

イベントに登壇したのは、自動フォークリフト「AutoFork(オートフォーク)」を開発する株式会社ハクオウロボティクス、滞留在庫を活用し、企業向け福利厚生サービスを展開する株式会社xNEXT、そして、配膳や業務用ロボットを扱う日本AIセンターホールディングス株式会社の3社。いずれも、物流や在庫管理の課題に対してテクノロジーで挑むスタートアップ企業です。

最初に登場したハクオウロボティクスの塩原 努 COOは、「人が運ばない物流」を実現するため、AutoForkをあらゆる機器とつなげ、物流現場を丸ごと自動化する未来を語りました。同社は自動フォークリフトの開発・実証実験の場として2023年から「inno-base TSUKUBA」を利用し、2024年にはプロロジスと資本業務提携を結んでいます。大手企業からの問い合わせも増えており、2025年12月から量産型製品の供給を開始し、国内展開を本格化。2026年末には海外挑戦する計画も明かしました。

inno-base pitch(202511-1|9654-30)

xNEXT の松本和浩代表は、余剰・滞留在庫を買い取り、登録企業の福利厚生サービスとして社員が格安で購入できるオンラインショッピングサイトを紹介しました。豊洲市場の野菜や果物から日用品、食品、美容、家電、ギフトまで、生活必需品を最大約9割引で手に入れられるのが特徴です。廃棄されがちな在庫を有効活用したお得に利用できるサービスとして多方面から好評を博しているそうです。

最後に登壇した日本AIセンターホールディングスの安倍 正貴 代表取締役社長は、自社が無人床清掃ロボットの販売・導入支援を通じて、人手不足や現場負担の解消に取り組んでいることを紹介。これまで、物流拠点など幅広い現場で、省人化や効率化を支援してきた実績があることを話していました。

各企業それぞれの視点から物流の未来像を語り、テクノロジーの進化が現場の働き方を大きく変えていく可能性を力強く発信していました。イベント後のネットワーキングでは、参加者同士が積極的に交流し、幅広い意見交換が行われました。

inno-base pitch(202511-2|9654-30)

プロロジスは、この日の出会いが、参加された方々の新しい挑戦やアイデアにつながることを心から願っています。