プロロジスはオフィス空間にたくさんのアートを取り入れています。それらはただの装飾ではなく、プロロジスが大切にしている企業理念を具現化するために欠かせない大切なピースです。

へラルボニー/MAGO MORTERS Japan アートコラボレーションの舞台裏

プロロジスの東京オフィスを訪れると、壁面などに飾られたアートの数々が目に留まります。

プロロジス 東京オフィス会議室(9664-30)

オフィスを明るく彩る、カラフルでエネルギッシュな絵画や素材の魅力を引き出したユニークな作品。一見すると、ただの装飾のように映るかもしれませんが、そこには、プロロジスが大切にする価値観やカルチャーがしっかりと息づいています。

■ DEIの考え方をオフィスの中に

プロロジスが大切にしている企業文化の一つに、DEI(Diversity, Equity, Inclusion / 多様性・公平性・インクルージョン)があります。それは、他の人たちとの違いを尊重し、多様な個性が発揮されることで、より創造的で強いチームが生まれるという理念です。

「この考え方を『言葉』だけで終わらせず、オフィス空間の中で形にしたい」――。そんな、従業員たちの想いから、オフィスにアートを取り入れる取り組みが始まりました。

-社会とつながるアート作品-

オフィスに飾られているアートは、社会課題の解決やインクルージョンの実現に取り組む企業の作品です。たとえば、会議室の壁に飾られる株式会社ヘラルボニーのアートは、障害のある作家が描いており、それぞれの障害特性やこだわりから生み出されました。

こもれびライオン(6446-20)
トリケラパークの地図(6446-20)

ヘラルボニーは「異彩を、放て」をミッションに、福祉を起点に新たな文化の創出を目指している企業です。主に知的障害のあるアーティストと契約し、2000を超えるアート作品データの著作権を保有しています。

同社は、その作品を活かした衣服や雑貨を制作・販売するほか、企業とのコラボレーションによるデザインの提案などを行っています。得られた収益の一部は作品使用料として作家に還元し、作家の創作の継続と新たな挑戦を支える仕組みを構築しています。

プロロジスはこうした同社の想いに共感し、2024年と2025年に、同社が主催する世界中の障害のあるアーティストを対象とした国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」に協賛しました。

プロロジスブログ:「障害のある作家の公募展、グランプリ作品に込められた思いとは?」

ヘラルボニー社講演の様子(6436-30)
東京オフィスで事業説明を行うヘラルボニー Co-CEOの松田文登氏
HERALBONY Art Prize 2024(授賞式3|6436)
「HERALBONY Art Prize」授賞式の様子

-電子機器の廃材を見つめ直して-

東京オフィスの受付やラウンジに設えられたアートパネルやテーブルの天板。それらはガーナ共和国の電子廃棄物を再利用して、MAGO MOTORS JAPAN株式会社がアートとして再生させたものです。その原点は、「世界最大級の電子機器の墓場」と呼ばれるガーナ共和国のスラム街・アグボグブロシーにあります。

電子部品廃棄の様子(9664-30)
@MAGO MOTORS JAPAN

私たちが当たり前のように享受している豊かさの裏側では、大量生産・大量消費のサイクルのなかで生まれた「負の部分」が途上国に押し付けられている現実があります。ガーナはその現場のひとつでした。MAGO MOTORS JAPAN株式会社は、そういった課題を少しでも是正しようと、そこにあった電子機器の廃材をアートの素材として見つめ直し、美しい作品へと生まれ変わらせました。

「廃材をアート作品へと変え、環境問題や貧困という現代社会の課題に光を当てる」。そんな同社の理念にプロロジスは共感し、オフィスに作品を設置することとしました。

Mago Motors Japanのテーブル(9664-30)
東京オフィスのラウンジに採用されているMAGO MOTORS JAPANのテーブル天板

私たちは、多様な表現と個性が共存する空間で働くことに、大きな価値を感じています。これからも、DEIを体現する企業文化の醸成に取り組んでまいります。


【関連ページ】プロロジスの企業文化と理念-責任ある調達活動