2月と言えど少しずつ春の陽気になってきましたね。間もなく卒業式シーズンですが、プロロジスでも新たな旅立ちがありました。

プロロジスの物流コンサルティングチームが2022年から開催している「共同輸送コミュニティ」第2期が2月に終了。最終回では、参加者が半年間の学びの成果を最終プレゼンテーションで披露し、東京丸の内のプロロジスオフィスで6社7名の卒業を祝いました。

共同輸送による輸送効率化を実現する場 

「共同輸送コミュニティ」とは、共同輸送を実現するために必要な情報交換や事例共有を、業種の垣根を越えて行う場。プロロジスが荷主企業様などに呼びかけ、ワークショップやディスカッション、企業ごとの課題に合わせた個別フォローの機会を提供しています。

第2期の参加企業の業種も、食品、建材・住宅設備、医療機器、パレットなど多岐に渡りました。業種を超えて人的ネットワークを深めるとともに、「輸送経路の見直しによる共同輸送」「倉庫共通化による納品の一本化」 などの具体的なテーマで共同輸送の可能性を探りました。その結果、今期も早速、具体的な事案へと発展した例があり、参加企業２社による実証実験が間もなく始まるようです。

「物流の2024年問題」が喫緊の課題として迫る中、ここで生まれた共同輸送の構想が花開き、輸送リソースの有効活用につなげれば・・・と願っています。