1. プロロジス、米国においてブラックストーン社の物流不動産ポートフォリオを4,340億円で買収

プロロジスは2023年、ブラックストーン社がオポチュニティ不動産ファンドで保有していた、およそ130万平方メートルの物流施設を、31億米ドルで取得しました。本買収において取得したすべての物件は長期保有する計画で、同時に77社の新たなカスタマーを迎えました。(リリース発表:2023年6月28日

2023年9月現在のポートフォリオ(ブラックストーン社物流施設取得後)
2023年9月末現在(ブラックストーン社物流施設取得後)のグローバルポートフォリオ $1=149円換算

2. プロロジス、太陽光発電を活用したエネルギー事業に進出

プロロジスは2023年1月、弊社の施設に入居するカスタマーとともに、環境課題を解決することをミッションとして掲げる「エネルギー事業室」を新設。プロロジスの施設屋根に設置している太陽光発電設備や、施設の蓄電池を活用したエネルギー事業に本格的に進出しました。

1. 太陽光発電および非化石証書調達による物流施設入居企業の電力実質100%グリーン化支援を開始

プロロジスは株式会社MonotaROが入居する「プロロジスパーク猪名川1」で使用する電力に対してトラッキング付きFIT非化石証書を活用することに合意。これにより同施設でモノタロウが利用する電力について、実質CO2排出ゼロが実現します。(リリース発表:2023年6月8日

プロロジスパーク猪名川1・2(全体 9654)
電力グリーン化を行った「プロロジスパーク猪名川1」(左)/「プロロジスパーク猪名川2」(右)も今後実施予定
2. 物流施設の蓄電池・太陽光発電を活用した再エネ最適化のためのアグリゲーション実証を開始

プロロジスは、経済産業省が公募し、このたび採択が決定した令和5年度「再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」(以下、本実証)を開始します。(リリース発表:2023年6月29日

再エネ余剰アグリゲーション実証(96)
3. 不動産業界初のバーチャルPPAサービス契約を締結

プロロジスとサッポロ不動産開発株式会社は、10月2日にバーチャルPPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)サービス契約を締結。不動産業におけるバーチャルPPA契約は国内初*の事例です。(リリース発表:2023年10月5日

バーチャルPPA(イメージ|12872)

3. プロロジス、スタートアップ及び小規模事業者支援を加速

インキュベーション施設「inno-base TSUKUBA」を開設

プロロジスは、2023年4月、実証実験の街つくば市に立地する「プロロジスパークつくば3」内に、プロロジス日本法人として初のインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA」を開設しました。

2023年12月現在で7社の入居が決定しています。

inno-base TSUKUBA(実証実験エリア)
inno-base TSUKUBA(ラウンジ)
小規模事業者支援向けスペース「THE CUBE」を開設

マルチテナント型施設「プロロジスパーク八千代1」内に、小規模事業者支援のための専用区画「THE CUBE」を開設しました。AMR100台を導入、EC物流業務代行の株式会社STOCKCREWとの協業により、小規模事業者向けのフルフィルメントサービスを提供します。(リリース発表:2023年10月5日

THE CUBE(イメージ|9654)
THE CUBEで稼働する自立自走型ロボット(AMR)

 

4. プロロジスパーク竣工3棟、着工1棟、プロロジスアーバン竣工1棟

2023年、プロロジスパークとプロロジスアーバンを合わせて、計4件の物流施設が竣工、1件の着工がありました。

プロロジスパークつくば3(2023年2月竣工)プロロジスアーバン東京大田1(2023年3月竣工)
プロロジスパークつくば3(外観|6436)
プロロジスアーバン東京大田1(外観|6436).jpg
プロロジスパーク古河4(2023年5月竣工)プロロジスパーク八千代2(2023年9月着工)
プロロジスパーク古河4(外観|6436)
プロロジスパーク八千代2(外観イメージ|6436)

2024年問題に対応するマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」

2023年11月に竣工した「プロロジスパーク盛岡」は、東北エリアの物流動脈である東北縦貫自動車「盛岡南IC」から約4.7km(約8分)、県道13号からも約1.5kmと至近に位置しています。3時間以内に南は仙台、北は本州最北まで到達可能で、青森・秋田・岩手の東北三県をはじめ東北地方広域への配送に最適な立地です。  

トラックドライバーの時間外労働への上限規制が厳格化する「2024年問題」への対応として、東北エリアにおいても拠点分散化ニーズが増加する中で、現在、東北の物流ハブとなっている仙台エリアに加えて、今後は北東北への中間在庫拠点として、岩手県に初進出しました。(リリース発表:2023年11月28日

5. プロロジス、創業40周年を記念して約24万ドル(約3,400万円)の寄付を実施し、地域社会に貢献

プロロジスは2023年、創業40周年を迎えたことを記念して、全世界で合計24万ドル(約3,400万円)の寄付を実施いたしました。今後も引き続き施設を開発する地域へ貢献できるよう、尽力してまいります。(Prologis Blog : 2023年12月19日

日本:東海市社会福祉協議会/特定非営利活動法人「矢巾ゆりかご」への寄付
東海市社会福祉協議会への寄付(感謝状贈呈式)
東海市社会福祉協議会 感謝状贈呈式
ブラジル中国
ボランティア活動(40周年寄付イメージ|ブラジル)
ボランティア活動(40周年寄付イメージ|中国)

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