~日立物流グループとの6棟目の専用物流(BTS型)施設~ 

「プロロジスパーク古河2」完成イメージパース

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は茨城県古河市の開発地において「プロロジスパーク古河2」の起工式を執り行いました。同施設は、プロロジスが日立物流グループのために開発するBTS型施設としては、6件目の案件となります。

プロロジスは、現在、約105,000平方メートルの敷地にBTS型施設の集積パークとして「プロロジスパーク古河」の開発を進めており、「プロロジスパーク古河2」は同パークにおける2棟目の施設となります。1棟目の「プロロジスパーク古河1」は本年10月に竣工予定であり、3棟目として計画中の「プロロジスパーク古河3」については現在入居企業を募集しています。

「プロロジスパーク古河2」プロジェクトは、日立物流ファインネクスト社とプロロジスの共同開発案件です。敷地を効果的に活用する方法を協議した結果、同プロジェクトの開発用地としてプロロジスが所有していた土地の一部を、日立物流ファインネクスト社に譲渡。その土地に日立物流ファインネクスト社が危険物倉庫8棟を開発し、プロロジスは「プロロジスパーク古河2」を普通倉庫のBTS型施設として開発し、同社に賃貸することとなりました。

危険物倉庫8棟(手前)と「プロロジスパーク古河2」

起工式には、日立物流ファインネクスト株式会社 代表取締役 海野 和則 社長をはじめ関係者の方々、設計・監理を担当する株式会社フクダ・アンド・パートナーズ 代表取締役 福田哲也 社長をはじめ関係者の方々、施工を担当する株式会社フジタ 代表取締役 金子 賜 副社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。

■ 開発地

開発地は、圏央道を利用して東日本広域をカバーできるため今後の物流適地として期待されるエリアであり、日立物流ファインネクスト社は、「プロロジスパーク古河2」を事業拡大のための戦略拠点として活用する予定です。

「プロロジスパーク古河」の敷地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道 五霞ICからは約6km(約10分)の北利根工業団地内に位置しています。昨年3月には、圏央道/東北自動車道 久喜白岡JCT~圏央道 境古河IC間が開通し、神奈川・東京西部方面から東北自動車道へのアクセスが可能となりました。さらに、2016年度には、圏央道の延伸により都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながる計画となっています。これにより、関東全域のみならず、東北方面や関西方面への広域配送が可能となります。

■ 施設計画概要

「プロロジスパーク古河2」は、地上2階建て、延べ床面積約22,000平方メートルの施設として開発されます。1階には、施設両面にトラックバースと大庇を設け、荷捌きの効率性が高く、雨天時にも作業のしやすい環境を整えます。加えて、梁下有効高は1、2階とも6.5メートルを確保し、1Fの床荷重は1平方メートルあたり2.5トンを確保するなど、標準的な仕様に比べハイスペックで汎用性の高い施設設計とする予定です。庫内のおよそ四分の一のスペースには、商品の品質保持のため庫内空調を導入します。

また、環境負荷軽減のため、施設内照明は庫内を含め全館LEDを採用するほか、屋根面には1メガワットの太陽光パネルを設置する予定です。さらに、事業継続性の観点から、停電時・断水時でもトイレ、通信、セキュリティー等の機能を維持できる非常時用発電機を設置する計画です。

「プロロジスパーク古河2」計画概要

名称 プロロジスパーク古河2
所在地 茨城県古河市
敷地面積 23,789.43㎡(7,196.30坪)
計画延床面積 21,914.43㎡(6,629.12坪)
構造 地上2階建
着工 2016年6月
竣工予定 2017年4月末

 

■ プロロジスの専用物流(BTS型)施設

プロロジスは、このたび着工した「プロロジスパーク古河2」を含め、全国に13棟のBTS型施設を運営・開発中です。また、「プロロジスパーク海老名2」「プロロジスパーク古河3」「プロロジスパーク神戸3」 「プロロジスパーク市川3」の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。プロロジスは、今後も お客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

報道に関するお問い合わせ

報道に関するお問い合わせは、下記フォームよりお願いいたします。

報道関係者お問い合わせフォーム

※ウェブサイトに掲載されていない過去の報道/プレスリリースについても、こちらよりお願いいたします。

※報道機関以外の皆様は、お問い合わせページよりご連絡ください。

物流施設をお探しの方や不動産資産の有効活用まで
何かお困りのことがありましたら どうぞお気軽にお問い合わせください