プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ)は2015年7月21日(現地時間)に2015年第2四半期(4月~6月)の決算結果を発表しました。

プロロジス会長兼CEOのハミード R. モガダムは、「今期の結果は、運営・開発・ファンドマネジメントという我々の3つの事業領域すべてにおいて、同レベルの高い成果を実現したことを表しています。市場賃料と既存契約賃料との間の賃料ギャップを埋めること、保有する土地の事業化を行うこと、我々のグローバルな運営基盤を活かして規模のメリットを実現すること、に大きな収益機会があると考えています。」と、述べました。

また、最高財務責任者のトム・オリンガーは、「我々は米ドル以外の通貨をベースとした債券・借入市場へのアクセスを有するため、(そうした市場から)低金利の資金調達を行うことで、財務基盤を強化するとともに、為替変動による影響を軽減することができました。この取り組みにより、現在24億ドル(約2,928億円)の流動性を確保しており、2017年まで期日を迎える無担保借入は無くなりました。我々には、KTRのポートフォリオ取得に伴う長期的な資金調達を実行する能力があり、かつ資産を定期的に入れ替えることで将来的な成長資金を確保することもできます。」と、述べました。また、来期末の配当増額について「普通株の配当増額は今年度2度目となり、この実績に基づくと、通期では2014年の配当額と比べて21%の増額となります。配当増額は、KTRのポートフォリオ取得によるキャッシュフローの増大と、施設運営における収益拡大の見通しによるものです。」

【2015年第2四半期(4月~6月)の実績】

  • Core FFO(ファンド・フロム・オペレーション)は1株あたり0.52米ドル(前年同期0.48米ドル)
  • 約410万平方メートルの賃貸契約締結(開発中物件を含む)
  • 2015年6月末の運営中施設の稼働率は95.4%(前年同期比0.8%増)(KTR社の施設を除くと95.6%の稼働率)
  • 既存顧客契約更改率は79.0%
  • 既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率(会計上)は14.4%(米国では21.9%)
  • 同一施設のNOI(会計上)は5.9%上昇 
    -キャッシュベースでは5.2 %上昇
  • 69億ドル(約8,418億円*)の投資 
    - 7億9,870万ドル(約974億円*)の新規開発スタート 
    - KTR社の不動産資産を59億ドル(約7,198億円*)で取得 
    - 1億3,930万ドル(約170億円*)の物流施設を取得
  • 5億7,820万ドル(約705億円*)の物流施設を安定稼働へ
  • 2015年6月末時点で、111億ドル(約1兆3,542億円*)の開発が見込める簿価18億ドル(約2,196億円)の土地を保有
  • 4億5,360万ドル(約553億円*)の物流施設を売却またはファンド移管(安定稼働後のキャップレートは5.9%)

【2015年の配当】

  • 2015年9月18日の市場終了時点での普通株の株主に対して、同月30日に支払い可能な配当を一株当たり0.4ドル配当(6月末の普通株の配当に比べ11%増加)
  • 2015年9月18日の市場終了時点での8.54% Series Q 償却可能優先株の株主に対して、同月30日に支払い可能な一株当たり1.0675ドルの配当

【2015年のガイダンス】

  • 2015年のコア FFO ガイダンスを1株当たり2.16米ドル~2.22米ドルから、2.18米ドル~2.22米ドルへ修正
  • 1株あたり純利益1.12米ドル~1.16米ドル

* 1米ドル=122円換算

※ 本資料は2015年7月21日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳を当サイトに掲載したものです。

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