物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE: PLD)は、このたび、KTR Capital Partners(以後KTR)社および同関連会社の59億米ドル(約7,080億円*)の物流施設ポートフォリオを取得完了したと発表しました。

ポートフォリオは、ノルウェー政府年金基金の運用者であるノルウェー中央銀行(NBIM)との合弁ファンド、プロロジス・U.S・ロジスティクス・ベンチャー(USLV)**により取得されました。取得したのは、約557万4,180平方メートルにおよぶ運用中施設、約334,450平方メートルにおよぶ開発中施設、約622,500平方メートルの施設を開発可能な土地を含むポートフォリオです。

約59億米ドル(約7,080億円*)の取得資産のうちプロロジスの持ち分は、全体の55%に該当する約32億米ドル(約3,968億円*)であり、その資金調達の内訳は約4億米ドル(約496億円*)の担保付ローンの引き受けと、Prologis, L.P. による2億200万米ドル(約250億4,800万円*)の普通投資口の発行、26億ドル(約3,224億円*)の現金により構成されます。現金は、主にタームローン等によって調達され、残額は既存融資枠からの調達、および既存ヘッジ取引の解約による資金化です。

プロロジスは、期間2年のタームローンと既存融資枠からの借り入れを、資産とジョイントベンチャーの持分売却により返済する計画です。つなぎ融資調達の計画は、期間2年のタームローンを調達することにより取り止めとなりました。

この取引によって、2015年のコアFFOは1株当たり約0.09ドル増加する見通しです。これによりプロロジスは、2015年度のコアFFOの予測レンジを、希薄化調整後1株当たり2.07ドル~2.13ドルを、希薄化調整後1株当たり2.16ドル~2.22ドルに上方修正しました。これは、予想レンジの中間点において前年比16パーセント以上の上昇です。安定稼働後の年間予測コアFFOは、1株当たり約0.15ドル増加する見通しです。加えて、本取引により、総資産運用額に対する一般管理費の比率を10パーセント下げることができ、同時に、純資産に占める米ドル建ての純資産を95パーセントに上げることができます。

* 1米ドル=124円換算

** プロロジス・U.S・ロジスティクス・ベンチャー=ノルウェー中央銀行と10億ドル(約1,000億円)で設立した合弁ファンド。プロロジスが55%を保有。

※本資料は、2015年6月1日(現地時間)に米国で発表された英文プレスリリースの抄訳です。

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