物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)はAssociation for Supply Chain Management (サプライチェーンマネジメント協会)と提携し、物流業界の次世代人材を育成するため、業界の認定プログラムを立ち上げることを発表しました。プログラムは、2021年の第3四半期にスタートする見込みです。

■ 認定プログラム概要

米国労働統計局によると、物流施設・倉庫における雇用は2020年に過去最高の125万人に達し、運輸、物流施設・倉庫および関連業種では2029年までに60万の新規雇用が見込まれています。

このたび立ち上げる業界主導の認定プログラムは、プロロジスが昨年提供を開始したオンラインの自習カリキュラムをベースとしており、物流に関する基礎スキルを習得するための業界スタンダードとなります。オンラインコースでは、物流業界の基礎スキルと知識を習得することができます。修了試験に合格した履修生には、修了証書と履歴書添付用の資格証明書、そしてオンライン履歴書用のデジタル記章(デジタルバッジ)を授与します。

オンラインコースは、国際3PL大手NFI社や国際物流大手GEODIS社を含む複数のプロロジスカスタマーの協力のもとに開発されました。

■ 本取り組みの背景

物流事業者や3PL企業が、これまで以上の庫内作業迅速化や、より多くの在庫を確保することでカスタマーニーズに応えようとする中、スキルを持つ物流人材への需要はかつてないほど高まっています。プロロジスは、事業展開地域での経済活性化やキャリアの再構築を支援しながら、カスタマーのために将来的な人材を育成してまいります。

物流施設の入居カスタマーにとって、優秀でスキルのある人材の継続的な雇用が難しくなっています。サプライチェーンマネジメント協会との提携は、プロロジスがカスタマーを第一に考える企業として、お客様の課題解決・改革に挑み続けていることの一例です。

業界初の認定プログラムは、プロロジスの「コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ」(CWI)の一環として、サプライチェーンマネジメント協会とともに開発されます。CWIは、地域コミュニティの活性化をサポートしながら、優れたカスタマーサービスを提供する試みの中で生まれたものです。プロロジスは、2025年までに、運輸・配送・ロジスティクスの分野において、25,000人の人材育成を行うことを昨年発表しています。

(2020年8月19日当社発表「プロロジス、2025年末までに25,000人のジョブトレーニングを実施し、物流業界への就労を支援」)

※ 本資料は2021年5月11日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。

報道に関するお問い合わせ

報道に関するお問い合わせは、下記フォームよりお願いいたします。

報道関係者お問い合わせフォーム

※ウェブサイトに掲載されていない過去の報道/プレスリリースについても、こちらよりお願いいたします。

※報道機関以外の皆様は、お問い合わせページよりご連絡ください。

過去のプレスリリースへ
プロロジス、東京都大田区において都市型物流施設第4弾「プロロジスアーバン東京大田1」の開発を決定

物流施設をお探しの方や不動産資産の有効活用まで
何かお困りのことがありましたら どうぞお気軽にお問い合わせください