コンサルティングサービス「クイック物流相談」の効果的な利用方法とは


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開発部/コンサルティングチーム 本庄 哲太

プロロジスでは最近、大手食品関連企業とクイック物流相談の契約を締結しましたが、お客様がクイック物流相談を利用するきっかけは何だったのでしょうか?

担当営業マンからの情報提供がきっかけです。先方では、ちょうど物流合理化の検討を進めていました。外部の知見を取り入れたいと考えていたようですが、通常のコンサルティングはハードルが高く費用もかさむことから、プロロジスが提供するクイック物流相談はちょうどいいサービスだったようです。

カスタマーからはどのような相談が寄せられていますか?

相談内容はお客様によりにさまざまです。
プロロジスが従来よりコンサルティングサービスとして提供していた自動化の検討や拠点の最適化を始めとして、配送パートナーや料金体系の見直しなど多岐にわたっています。

お客様の企業内でのご検討が行き詰ったときや、検討している方法が適正なのか、他の視点は無いかといった内容をご相談いただくことが多いですね。

「クイック物流相談」では、どのような進め方をされているのですか?

隔週程度の定例会を設定・実施するケースが多いです。
当初は『いつでも相談できます』といういわば受け身の形を取っていたのですが、トライアルの数件を通して、受け身で待っているとかえってお客様が相談するのを躊躇してしまうということがわかったので、定例会の実施を提案しています。

相談したい内容に沿って、課題についての現在の状況と相談事項を簡単に整理していただき、定例会で出たアクションアイテムを二週間後に確認することで、間延びすることなく改善に繋げられていることを実感しています。

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カスタマーからは、「クイック物流相談」のどのような点が評価されていますか?

拠点最適化であれ、配送見直しであれ、プロジェクトを進めていくと近視眼的になってしまい、本来の目的に沿って進めることが難しいというご意見をいただいています。
クイック物流相談を通して、根本に立ち返って課題を整理したり、他の事例を聞くことで、漏れていた視点で検討できるといった評価をいただいています。

また、サプライチェーンの領域はSCMや物流部門だけでは完結しない課題が多いのですが、複数の部署にまたがる案件を整理できたというお声もいただきました。

クイック物流相談以外のコンサルティングサービスについて教えてください。

プロロジスは当初、施設に入居されるカスタマーのセンター起ち上げ支援からコンサルティングサービスの提供を開始しました。自動化の企画や、プロジェクトマネジメントなどは日常のセンター業務とは異なり、専門の知見や経験、リソースが必要になります。そのようなケースでは、プロロジスが会議の運営、進捗の管理、資料作成やベンダーとの調整まで行うケースがあります。

近年は共同物流に対する注目も集まっており、複数のステークホルダー間を調整して、共同物流を推進するサービスも構築しています。

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