プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ)は2014年7月22日(現地時間)に2014年第2四半期(4月~6月)の決算結果を発表しました。

プロロジス会長兼CEOのハミード R. モガダムは、「今期はオペレーション・財務ともに非常に高い実績を上げることができました。稼働率と賃料の伸び、開発利益の高さや資金調達での成果が今期の結果につながっています。」と、述べました。

最高財務責任者トーマスS.オリンガーは「低金利環境の中、資金調達に有利な状況が続いており、プロロジスは低金利で長期間金利を固定化する多大なチャンスに恵まれています。我々は、流動性を飛躍的に高めると共に、円、ユーロと言った他通貨への為替変動リスクも大きく削減致しました。想定よりも早いペースでの賃料上昇と新規開発の着手、及び低金利での借入金借り換えなどを実行したことにより、今年度の予想Core FFOも上昇する見込みです」と、述べました。

【2014年第2四半期(4月~6月)の実績】

  • Core FFO(ファンド・フロム・オペレーション)は1株あたり0.48米ドル(前年同期0.41米ドル)
  • 約270万平方メートルの賃貸契約締結
  • 2014年6月末の運営中施設の稼働率は94.6 %(前年同期比0.9%増)
  • 既存顧客契約更改率は84.8%
  • 同一施設の賃料(会計上)は6.6%上昇(前年同期比4.0%増)
  • 同一施設のNOI(会計上)は3.8%上昇(前年同時期は0.7%上昇)
    • キャッシュベースでは5.3 %上昇(前年同時期は0.4%低下)
  • 8億5,040万ドル(約859億円*)の投資
    • 4億3,870万ドル(約443億円*)の新規開発スタート
    • 1億3,700万ドル(約138億円*)の既存物流施設取得
    • 2億7,470万ドル(約277億円*)をNorth American Industrial Fundに投資し、所有率が23%から42%に増加
  • 3億7,130万ドル(約375億円*)の物流施設を安定稼働へ
  • 2014年6月末時点で24億ドル(約2424億円*)の開発中案件を保有
  • 6億370万ドル(約610億円*)の物流施設および開発用地の売却またはファンド移管
  • ポートフォリオ16億ドル(約1616億円*)のFIBRA Prologis が、メキシコ証券取引所に上場、新規株式公開
  • 運営するファンドの投資家から7億7,760万ドル(約785億円*)のエクイティ調達
  • 2014年6月末時点11の所有・運営する主要ファンドの運用資産額287億ドル(約2兆8987億円*)
  • 総額36億ドル(11億ドルのユーロボンド、11億ドルのユーロおよび円建て融資を含む)(約3636億万円*)の借入金調達、リファイナンシング、債務圧縮

金融機関融資枠が5億ドル拡大し30億ドルに

【2014年のガイダンス】

  • 2014年のコア FFO ガイダンスを1株当たり1.76米ドル~1.82米ドルから、1.82米ドル~1.86ドルへ修正
  • 1株あたり純利益0.20米ドル~0.24米ドル

*1米ドル=101円換算

※ 本資料は2014年7月22日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳を当サイトに掲載したものです。

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プロロジス、「プロロジスパーク常総」、「プロロジスパーク北本」において合計約29,300平方メートルの賃貸契約を締結

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