プロロジス、スズケン専用物流(BTS型)施設「プロロジスパーク神戸2」の竣工式を挙行

来週竣工の茨城県「プロロジスパーク古河1」とともに、東西拠点として二施設を同時開発

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス（日本本社：東京都千代田区丸の内）は、本日、兵庫県神戸市において「プロロジスパーク神戸2」の竣工式を挙行しました。

「プロロジスパーク神戸2」は、医薬品卸の株式会社スズケン（本社：愛知県名古屋市東区（以下、「スズケン」））グループ専用の賃貸用物流施設です。茨城県古河市において11月4日に竣工を迎える「プロロジスパーク古河1」とともに二棟同時に開発されました。両施設は、医薬品物流の東西における広域拠点として、スズケンの子会社で医薬品に特化した物流会社、株式会社エス・ディ・ロジ（本社：愛知県名古屋市熱田区（以下、エス・ディ・ロジ））が利用します。

スズケングループは、2013年に竣工した「プロロジスパーク神戸」を利用するリピートカスタマーです。このたびの開発には、高いセキュリティや防災性など、医薬品を管理するための特殊な設計や工事が求められ、開発事業者選定においては、これに対応可能なプロロジスCM（コンストラクション・マネジメント）部門のエンジニアンリング力が評価されました。また、関東・関西の広域拠点として同時整備するにあたり、両エリアの物流適地を同時に提供可能な開発力もポイントとなりました。

竣工式には、スズケン 執行役員　田中博文　SCM本部長、エス・ディ・ロジ 代表取締役  滑田賢治 社長、同グループで物流受託事業の企画提案を行う、株式会社エス・ディ・コラボ 代表取締役 副島秀継 社長をはじめ入居企業関係者の方々、神戸市 理事 今西正男 医療・新産業本部長 をはじめ関係者の方々、両施設の設計施工を担当する株式会社フジタ 代表取締役 奥村洋治 社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。

「プロロジスパーク神戸2」 開発地

「プロロジスパーク神戸2」は、神戸市の内陸部に位置する「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に立地しています。同敷地内では、2013年12月に、エス・ディ・ロジの専用物流施設として竣工した「プロロジスパーク神戸」に続いて、2棟目の施設となります。隣地における3棟目についても専用施設を想定して計画中であり、入居企業を募集しています。
当地は、神戸西インターチェンジより約1kmと交通アクセスに優れた地点にあります。山陽自動車道を経て全国に広がる広域幹線網に直結し、西日本を広域にカバーする戦略的な物流拠点となっています。また、神戸電鉄粟生（あお）線「木津駅」に隣接し、神戸中心部から約28分でアクセスできるなど、従業員にとっても交通の便が良い立地です。
また、標高が高いため津波リスクが極めて低く、強固な地盤であり、防災性に優れた土地です。

「プロロジスパーク神戸2」 施設概要

「プロロジスパーク神戸2」は、地上4階建て、延べ床面積約68,000㎡の施設です。40フィートコンテナトラックが3階部分へ直接アクセス可能なランプウェイを備えています。強固な地盤に立地していますが、入居企業の事業継続性を重視し、免震装置を導入。全館をLED照明とし、医薬品保管のための倉庫内空調を整えました。また、従来よりも厚い外壁断熱パネルを採用し、空調効率の向上を図っています。

エス・ディ・ロジは、「プロロジスパーク神戸2」を、ターミナル機能を持った西日本全域への配送拠点とします。また、メーカー物流と卸物流を、一つの施設内で管理するハイブリッドな施設として利用します。

プロロジスの専用物流（BTS型）施設

プロロジスは「プロロジスパーク神戸2」「プロロジスパーク古河1」を含め、「プロロジスパーク尼崎3」など全国に13棟のBTS型施設を運営・開発中です。また、「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク古河3」「プロロジスパーク海老名2」開発を計画中であり、入居企業を募集しています。

関西地区のプロロジスパーク （マルチテナント型施設およびBTS型施設）

関西地区では、大阪府茨木市に先月竣工した「プロロジスパーク茨木」をはじめ13棟の先進的賃貸用物流施設を運営・開発中です。また、プロロジス初の京都府におけるマルチテナント型施設「プロロジスパーク京田辺」や、兵庫県猪名川町で敷地面積45万㎡におよぶ「猪名川町プロジェクト」の開発を計画中です。

プロロジスは、今後もお客様のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。