「危険物倉庫」とは、法律において「危険物」と定められている物品を保管するための倉庫です。

「危険物」と言えば、工業用薬品などをイメージしがちですが、人々が日常で使用する化粧品や香水・ヘアスプレーなども、その成分量に応じて「危険物」として扱われることがあります。また、新型コロナウィルスの流行によって、アルコール消毒液等の流通が増加しており、危険物の取り扱いに関するコンプライアンスの順守を求める動きが加速しています。

こうした産業界の動きに対応するべく、物流施設開発会社では、危険物を保管することができる物流施設の開発を進めており、危険物の専用倉庫を開発する動きも見られます。一方で、EC商材保管需要の著しい増加により、まとまった規模で危険物倉庫を建設できる土地、特に工業専用地域は多くないのが実情です。

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プロロジスがこれまでに開発した、危険物倉庫併設の物流施設は15棟に上ります。

1社専用のBTS型物流施設への併設はもちろんのこと、マルチテナント型施設への危険物倉庫併設についてもノウハウを持っています。「危険物倉庫」は、保管する物品によって仕様が変わりますが、あらかじめ引火性液体の性質を有する「第4類の危険物」を保管する想定で開発を進め、入居カスタマーが決まった後に必要な消火設備を付帯することで、マルチテナント型施設においても危険物の保管が可能になります。

プロロジスはこれからも、カスタマーの危険物保管ニーズに対応することができる施設開発を進めてまいります。

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