物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD)は、無担保シニア債551億円の発行、および今年8月のDCTインダストリアル トラスト社(以下、DCT社)買収に伴う18億米ドル(約2,034億円)の債務リファイナンスを完了したと発表しました。

今回のリファイナンスは以下を含み、総額は約20億ドル(約2,260億円)です。

  • 551億円(約5億米ドル)の無担保シニア債
    償還期限:2025年、2028年、2030年、2038年
    クーポンレート:年平均0.998%
  • 7億ユーロ(約8億2,500万米ドル/約932億円)の無担保シニア債
    償還期限:2029年
    クーポンレート:年平均1.875%
  • 7億米ドル(約791億円)の無担保シニア債
    償還期限:2028年、2048年
    クーポンレート:年平均4.089%

このリファイナンスによる金利は全体平均で約2.4%となり、平均残存期間は13年以上になります。社債発行代わり金は、DCT社の18億米ドルの債務返済や買収経費に充てられ、残りはその他の短期借入返済費用に充てる予定です。これらの資金調達により、年間3,800万米ドル(約43億円)の金利削減となる見込みです。

プロロジスのトーマスS. オリンガ-CFOは、「DCT社の買収手続きを1カ月以内で完了したことは、世界的にプロロジスが魅力的なレートにより資金調達できることを表しています。米ドル純資産投資額の増額に加えて、全体債務の残存期間を5.0年から6.3年に延長し、平均金利を約2.9%から2.8%に引き下げました。」と述べました。

*1ドル=113円換算

※本資料は、2018年9月25日(現地時間)に米国で発表された英文プレスリリースの抄訳です。

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