「交通至便」なエリアに生まれ変わる舞洲
舞洲は大阪市中心部まで30分圏内。阪神高速道路を経由して京阪神はもちろん、関西圏をはじめ西日本・北陸・東海地方へのアクセス性も高いエリアです。3本の橋で大阪市街や隣接する人工島と結ばれていますが、同じ大阪湾岸でも南港のように陸続きの場所と比べると、不便な印象があるのは否めません。
ここで、加島が新たなポイントにあげるのが大阪・関西万博によるインフラ整備の拡充です。万博は舞洲の南側にある夢洲が会場になりますが、こうした大型イベントの開催時であっても物流機能は確保されなければなりません。大阪市中心部などからのアクセス向上を図る目的で、舞洲でも交通インフラの整備・拡充が進められることになっています。
「舞洲から大阪市街へ抜ける『此花大橋』と、夢洲とつながる『夢舞大橋』で4車線から6車線に拡幅されました。また、舞洲を南北と東西に貫く道路が交わる『舞洲東交差点』が立体化されることになっています。物流と観光車両の動線を分離できるようになるため、物流への影響を最小限に抑えられると考えています」(加島)
交通インフラなどの構造的な課題も、プロロジスなどの事業者や行政の知恵と工夫で克服しています。
舞洲エリアに立地する物流施設で入居企業様を募集中
こうした万博効果も背景に、舞洲エリアに立地する物流施設2棟、「プロロジスパーク舞洲3」と「プロロジスパーク大阪2」の営業活動を本格化しています。両施設とも、空き区画についてはどうぞお気軽にお問い合わせください。
【プロロジスパーク舞洲3】
「プロロジスパーク舞洲3は、重量貨物を取り扱う入居企業のニーズにも対応可能です。阪神港に近い物流施設ならではの優位性もあり、賃料設定を含めて、活用しやすい物件です。」(加島)
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【プロロジスパーク大阪2】
同じく舞洲に立地する「プロロジスパーク大阪2」。最大の訴求ポイントは、免震構造を採用している点です。
「大阪湾岸エリアにおける空きスペースのある物件で、免震構造なのは「プロロジスパーク大阪2」だけです。物流施設は一般的に耐震構造ですが、地震による建物の損傷をより受けにくい免震構造は、揺れに敏感な貨物を取り扱う入居企業を中心に、高い訴求力があります」
「トラックバースから見て横に壁がなく広々とした倉庫空間を活用できる仕様としています」(加島)
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横方向に広い倉庫は、マテリアルハンドリング機器を展開が容易であるなど、荷扱い業務の動線設定がしやすく、機能的なレイアウトを設計するのに適していると言えます。
プロロジスが訴求する「4つのポイント」とBCP対応力
プロロジスが掲げる訴求ポイントは、「さらに向上する交通インフラ利便性」「大阪湾岸エリアで希少な広いワンフロアスペース」「横方向に開けた空間」「強度の高さ(床荷重・免震)」の4点に集約されます。しかし、加島はさらに荷主企業に知ってほしい特徴があると強調しています。
「舞洲のもう一つの強み、それはBCP(事業継続計画)への対応力です」
大阪湾岸エリアのハザードマップを見ると、万博会場となる夢洲や、コスモスクエア駅など各施設の開発が進んでいる咲洲、大阪市西淀川区から兵庫県尼崎市の沿岸部にかけて、高波などのリスクが指摘されています。そのなかで、舞洲だけがこうしたリスクが低いとされています。
「大阪市内の多くが海抜ゼロメートル地帯であるのに対して、舞洲はほぼ全域で標高が5メートル以上と高く、高潮や高波の影響を受けにくい島なのです。沿岸部にある物流施設の立地条件として重要な判断基準となる潮位や波による影響の可能性について、舞洲は大阪湾岸の他のエリアと比べて優位性が高いと言えます」(加島)
舞洲は地震時の液状化も発生しにくい地盤であり、こんなところにも舞洲に物流拠点を構える利点が隠れています。
舞洲という立地ならではの優位性を生かして、大阪湾岸における物流施設開発を推進するプロロジス。
万博開催を契機とした新たな交通インフラも活用しながら、さらに物流施設としての機能を強化してまいります。