物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、2014年4月2日にマルチテナント型施設「プロロジスパーク北本」の竣工式を同施設内にて執り行いました。
竣工式には石津 賢治 北本市長をはじめ関係者の方々、設計施工を担当する大成建設株式会社 市原 博文 代表取締役副社長執行役員をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田 御酒らが参列し、施設の完成を祝うと共に今後の事業の発展を祈願しました。
■ 開発地
「プロロジスパーク北本」は2014年度中に開通が予定されている圏央道桶川加納インターチェンジから3.5km、すでに開通している桶川北本インターチェンジから9.3kmの地点に立地します。
国道17号線、関越自動車道および東北自動車道へのアクセスにも優れ、首都圏および全国への配送拠点としても最適な拠点です。さらに、JR北本駅から2.4km地点にあり、駅と「プロロジスパーク北本」至近を結ぶ路線バスも運行されていることから通勤にも便利で、雇用確保においても有利です。
■ 施設概要
「プロロジスパーク北本」は約35,500平方メートルの敷地に地上4階建、延床面積約73,900平方メートルのマルチテナント型施設として開発されました。1階と3階にトラックバースが備えられ、1階の一部には両面トラックバースが採用されています。倉庫内の車両動線はすべて一方通行で、上り・下りスロープにより上階まで40フィートコンテナトレーラーがスムーズにアクセスでき、効率的かつ安全なオペレーションを実現しています。ワンフロア最大約5,000坪を確保、最小賃貸面積約4,000坪~最大約20,000坪まで、お客様のニーズに柔軟に対応できます。
入居カスタマーの事業継続性への配慮としては、プロロジスのマルチテナント型施設の標準仕様である緊急地震速報システム、衛星携帯電話を導入しています。また、災害時、停電時に荷物用エレベーター、垂直搬送機が使用困難に陥った場合に使用する非常用搬出入用開口も設置しています。その他倉庫内間仕切りや事務所天井の耐震性の確保し、安全・安心な最新鋭の物流施設となっています。
プロロジスがグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、1MW超の大規模太陽光発電システムを今年導入する予定です。また、植栽計画については、高さ20m以上の既存樹木林の保護、壁面緑化の設置など、敷地内緑化の充実を図っていることに加え、敷地外周のフェンスを後退させ道路に面し植栽帯を配置するなど周辺環境にも十分配慮したものとなっています。なお、CASBEE埼玉県においてはAランクを取得しました。
■ 圏央道沿いのプロロジスパーク
プロロジスは圏央道沿いに、このたび竣工した「プロロジスパーク北本」を含め、先月18日に竣工した「プロロジスパーク川島2」、現在100%稼働中である「プロロジスパーク川島」の3棟を運営しています。加えて茨城県古河市で「プロロジスパーク古河1」、「プロロジスパーク古河2」を計画中です。引き続き「プロロジスパーク北本」、「プロロジスパーク古河1」、「プロロジスパーク古河2」において入居企業を募集しています。
プロロジスは、日本の各地域においてお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、今後も物流施設の開発・運営を進めてまいります。
「プロロジスパーク北本」概要
名称 | プロロジスパーク北本 |
所在地 | 埼玉県北本市朝日2丁目 |
敷地面積 | 35,547,07 ㎡ (10,752.99坪) |
延床面積 | 73,928.03 ㎡ (22,363.23坪) |
構 造 | RC造(一部S造)、地上4階建 |
着工 | 2012年12月 |
竣工 | 2014年4月 |